eBloXは、ビルや施設の設備をブロックのように組み合わせて構築できるスマート制御プラットフォームです。
従来の中央集約型BASとは異なり、IP自律分散制御を基盤とし、
必要な機能を「可視化」「制御」「最適化」「拡張」といったブロック単位で段階的に導入できます。
ビル内の空調、照明、衛生、警報、エネルギー機器類の一元監視のほか、
ビルから離れた遠隔地からもスマートフォンやタブレットを使って監視や制御を行うことができます。
しかも、ブラウザ経由なので特別なアプリは不要で、操作も軽快で、レスポンスのよいシステムを提供します。
各サブシステムは独立しているため、必要な機能を組み合わせて導入することができます。
まるでブロックを積み上げるように柔軟な拡張ができる点が大きな特⻑であり、
これが「eBlox」という名称の由来にも なっています。
スマートフォンやタブレットを使えば、場所や時間、アプリ等の制約に縛られず、どこからでもビル管理システムを制御することが可能です。
オフィスの照明やエアコンの温度を変更するために、壁のスイッチまで行かなくてもよくなりました。
物理的なスイッチ自体が不要です。
照明は、全灯一括、グループ別オン / オフのほか、輝度の上下の調光も行うことができます。単に電源のオン / オフができるだけではなく、電気使用量も見ることができます。
設定した内容は、プロジェクトとして複数保存することができます。
これにより時間帯ごとに設定を変えたり、平日と週末でグループを変えたりすることが可能です。壁にスイッチを取り付ける必要もなく、スイッチまでのケーブル配線も必要もなく、工事業者に週末の間に変更してもらうといった非効率な作業も不要で、自社で設定変更が可能です。
一度設定した照明やエアコンのグループを、スマートフォンから変更することができます。照明やエアコンの制御には、スマートフォンやタブレットでQRコードを読み取るだけです。
しかも、そのQRコードそのものを新たに生成して、オフィス内にいる利用者に配布することができます。
インテリジェント無線センサーを多用し、配線工事を最小化することで、工事費を大幅に削減しています。無線センサーの種別としては、近距離で多くのデータを取り込む EnOcean、Bluetooth、ZigBee、Wi-Fi通信と長距離通信が可能な LoRa を採用し、エンジニアリング単位のデータを上位階層のマイクロ・エッジ・デバイスに伝送します。
電力量、ガス計量、水道計量、各種警報等のデータは、LoRa Gatewayを介し、遠距離伝送が可能です。
拠点ごとに最適化、無理なく拡張。
各拠点は独立して導入・運用でき、将来的な増設や段階展開に柔軟に対応します。
電力量やガス・水道などのエネルギーデータを集めるには、各メーターや設備から情報を取得し、センターに送る仕組みが欠かせません。
従来、このデータ集約には膨大な配線工事が必要であり、最も時間とコストがかかる要因でした。
そこで当社は、配線工事を極力抑えられる無線化を推進しています。
特にLoRa無線通信は、Wi-FiやBluetoothと比べて数kmの通信が可能で、広い工場や建物でも配線を大幅に削減できます。
さらに当社のIoTゲートウェイを組み合わせれば、どこからでもデータを無線伝送でき、柔軟な管理が実現します。
各サブシステムは独立しているため、必要な機能を組み合わせて導入することができます。
まるでブロックを積み上げるように柔軟な拡張ができる点が大きな特⻑であり、これが「eBlox」という名称の由来にも なっています。
従来、複数の機器類が関連する設計業務では、相当の時間がかかっていました。
設計、設定、画面作成、試験項目といった作業を、プロダクティビティ・ツール、設計支援ツールを用いてパターン化。
エンジニアリング作業を大幅に簡略化しました。
補助金を活用すれば、自己資金だけに頼らずZEB化を実現できます。
まずはZEBレディを目標に、空調・照明制御に細やかな制御を加えて50%の省エネ達成。
ZEBプランナーと連携し、申請書類作成や実績報告もトータルに支援。初期投資の負担を軽減しながら、確実なZEB化の実現をサポートします。